6月2日より企画展
五十三次名所図会展−描かれた東海道の名所−が始まります。歌川広重の東海道シリーズ最後にして集大成である本作品が55枚全て展示されますので、見応え十分なはずです。
と書いたものの、浮世絵などに興味がない人もいるでしょうし、五十三次の
写真があるわけでもないので美術館そのものの紹介をしたいと思います。
この広重美術館は
隈研吾さんの設計です。
建築を志す人なら名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。地元の八溝杉を利用した格子で飾られた外観はそれだけでも見るに値します。建築当初、格子が痛んでしまうのではないかと心配したのですが、建築後5年を経てもほとんどゆがむことなく、かえって味わいがでてきたのではないかと思うほどです。手の込んでいるのは外観だけではもちろんなく、内部もよく考えられています。
照明には光ファイバーを使った間接照明とすることで浮世絵の色の衰退を最小限に抑えているそうですし、烏山特産の和紙を使用し、非常に落ち着くことのできる空間に仕上がっています。
なお、美術館の裏手にある竹は確か
金明孟宗竹とかいう非常に珍しい竹で地肌が黄色で、緑のラインが入っているのが特徴です。食べたことはありませんが、このタケノコは美味らしいですよ。